歯を大切に!

【歯磨きに慣らすには】

歯磨きは、まず口の周りを触ることに慣らすことからはじめると良いそうです。
以下に、その手順をご紹介します。



1. 動物をリラックスさせた状態で口の周りを触らせることに慣らす。
2. 指を切歯部(犬歯の上の歯ぐきの上の方)に入れる。
3. それに慣れてから、臼歯部へ指を入れる。
4. ここまでの段階に慣れてから、初めてガーゼを指に巻き付けて、歯を撫でるように磨いていきます。これも最初は切歯部(犬歯)から。
5. それに慣れてから臼歯へ。
6. いよいよ歯ブラシの登場。これもまず切歯部から。
7. 慣れたら臼歯部へ。
8. 最終的には歯の裏も磨けるようにします。
(注意)
歯磨きのガーゼは水かお湯で濡らしてあげてください。
歯ブラシを最初に口に入れる時は、食べ物の匂いや味をつけてあげると、抵抗が少ないようです。缶詰のフードの汁などでもいいそうです。
歯ブラシの選び方は、柄が長いもの、ヘッドの小さいもの、柔らかい毛のものが好ましいです。必ずしも動物用である必要はありません。人間の小児用の、部分磨き用、ヘッド小さめの歯ブラシも良いようです。
人間用の歯磨きペーストは、発泡剤が入っていて口の中で泡泡した違和感があるため、動物は嫌うことがあります。また、消化障害を起こす可能性もあるので、避けた方がいいそうです。


ブックレット 『予防歯科処置』 からの引用
(by ふっちゃん)