++@ぽち@と穴子天丼の日記++

2006年2月20日の日記


歯のこと・・・

写真は、今現在の@ぽち@の歯の状態です。
抜髄処置をした枯れ木状態の@ぽち@の歯は、他の健康な歯の色とは違います。
また、欠損がある為に、他の歯に比べ歯石がつきやすくなっているようです。
それ以外の歯は、年齢なりではありますが、まだマシです。

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今日の日記、長いです。
穴子天丼の個人的な日記です。
でも、できれば、これが目にとまった犬飼いさんには、是非とも最後まで読んで欲しいです。
なんか、奥歯に物が挟まったような書き出しでスミマセン。



このサイトを訪れてくださっている方のうち何人かの方は、歯科治療がきっかけだと伺っています。

@ぽち@は、3年前、2歳の誕生日の数日後に歯科治療をうけました。
あの時の後悔にさいなまれ、泣きたい気持ちは今でも忘れられません。

術後、何頭かの身近な犬友達に、ヒヅメで歯を折り治療に行ったことを伝え、さらに、「ヒヅメ、やめたほうがいいよ。」と伝えました。
でも、その後、そのうちの2頭が、@ぽち@同様に歯を折りました。
2頭ともヒヅメが原因だったそうです。

つまり、@ぽち@の体験談と警告は、役に立たなかったのです。




「犬の歯の治療をしました。」と言うと、大抵の方は驚きます。

穴子天丼もそうでした。
”治療をした”ことよりも、”犬の歯が折れる”という事に、まず驚きました。

@ぽち@がまだ事故にあう以前。
ネットでお知り合いだった方のワンちゃん(コーギー)が、ヒヅメで歯を折り、治療に行ったことを知っていました。
知っていながら、その後も@ぽち@にヒヅメを与えていました。

それは多分、犬の歯は強い!という間違った先入観があったから。
「犬の歯が折れる?まさかぁ〜。」
「よっぽど歯の弱い子か、運が悪かったんだろうな〜。」
そんな風に思っていました。

そして、それからまもなく。
@ぽち@自身が歯を折りました。
穴子天丼にも、その子からの警告が届いてなかったのです。

ご近所さんの2頭をはじめとして、ネットを通じて知る歯科治療経験犬。
その数は、ほんとに予想以上に多いです。
もしかしたら、穴子天丼が思っていた以上に、運よりも犬の歯のほうが弱いのかもしれません。
決して@ぽち@の歯が特別弱かったり、運が悪かったわけではなく、逆に、それまでヒヅメを与えておきながら事故に会わずにすんでいたことが「運がよかった」のだと思うようになりました。




歯磨き大好きなワンちゃんか、歯磨きが飼い主と犬双方にきちんと習慣付けられていれば別ですが、犬の歯のケアを継続することは、実は結構難しいと思います。

@ぽち@も歯磨きが好きではありません。
歯科治療の後、「ちゃんとケアしてあげる」つもりだった歯磨きですが、泣きたい思いをした穴子天丼ですら、正直毎日のケアはできていません。
気がつけば、グリニーズまかせだったり、思い出したように歯磨きクリームを取り出したり・・・です。
犬も固いものを齧るのを好みます。
ついつい、ヒヅメや固い骨を与えてしまいたくなるのは、無理もないことなのかもしれません。
怠惰な飼い主@穴子天丼としては、「絶対に歯に安全な固いもの」があるならば、それを教えて欲しいくらいです。


あれだけの思いをしておきながら、一時、「大丈夫なんじゃない?」と誘惑にかられ、小さく細いアキレスを@ぽち@に与えたこともあります。
が、今の@ぽち@が口にする一番固いものはグリニーズと、小型犬用の鳥のアキレス(というか、まぁササミのスジを乾燥したもの)です。
しかも、冬のグリニーズは固いのでレンジで軽くあたためてからあげてます。

それでも、抜髄処置をした枯れ木状態の@ぽち@の歯は、3年の間に少しずつ欠けたりしているように思います。
(ほんと言うと@ぽち@の歯の先生は、グリニーズだってお薦めではありませんでした。)



もちろん、ヒヅメや骨の愛好家すべてが歯を折る訳ではないと思います。
歯磨き効果というプラス面のみを得られるラッキーな子もいるのかもしれません。

ネットでいろんなお宅を回っていると、ヒヅメや骨以外にも「だ、だいじょぶ?そんな硬そうなものを・・・」と思うことがしばしば。
でも、やっぱり運もあるだろうし、歯を折ってしまう危険を知ってか知らずか、それ以上にストレス発散と歯磨き効果を求める飼い主さんもいると思うし。
「余計なお世話」と思われるのも、「知ったかぶり」と思われるのも正直辛いです。
ネットは顔がみえない分なおさら。

そう思うと、「だいじょぶかな〜」と思いつつも、なかなかそこのお宅で「やめたほうがいいよ」とは、書きにくい穴子天丼です。
なので、日記にそっと書いてみました。

つい先日、穴子天丼が時々うかがうお宅のワンちゃんが、歯科治療を受けました。
あの時、ちゃんと言ってあげれば事故は防げたのかもしれない・・・と反省をこめつつ、こんな日記を。



でも、やっぱり・・・。
実際問題、言いにくいし、言えないかもしれないなぁ・・・。
こういうことって、多分、自分の身に降りかかって、はじめてわかることなのかもしれません。
穴子天丼自身もそうでしたから。


でも・・・。

どうか、気をつけてあげてください。
犬の歯は、そんなに強くありません。



@ぽち@の歯科治療
No.288

 ひゃん
小雨が振り出す前に散歩。

広場で、大きな柴ちゃん(♀)に会った。
お互い興味はあるんだけど、近づくと
「ダメなんです〜。」とリードを握り締めつつ双方の飼い主は苦笑い。

びみょーな近さで立ち話をちょっとして、「さようなら。」とお別れ。
@ぽち@は立ち去りながらブルブル。
2度目のブルブルの途中で、「ひゃん」と小さく泣いて、穴子天丼を見上げた。

ブルブルの様子は見ていなかったので、「ひゃん」の原因が不明。
(仮に見ていたとしても不明かも)

リキくんと会った日から、3度目?
なんだろう・・・。
No.287


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